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2017-09

花写真のためのNikon CaptureNX-DによるRAW現像のビギナー講座 第二回

第二回 基本的な現像をしよう

02_02
図1

第二回は実際にNikon Capture NX-Dを操作しながら、サンプル写真を現像していきます。
使用する写真は図1になります。
撮影情報は、絞り値 F3 / SS 1/250 / 露出モード 絞り優先オート / 露出補正 +0.3段 / ISO100

このRAWファイル(NEF)を開いて、エディットタグを見てみましょう。

02_01
図2 Capture NX-Dのエディットタグ

図2でAの部分はカメラの撮影時に選択できる補正です。
Bの部分は画像編集ツールになっています。
第一回で、「カメラに任せないで自分で後からPCで写真にする作業」と書いているのは、Aの部分の補正のことで、撮影の時にはカメラの設定をあまり気にせず後からやる、という使い方ができます。
※注 絞り、シャッター速度などは後からできませんからね、笑
※注 最下段のトーンはカメラ項目とはちょっと違っています(後述)

第二回はこのAの部分の基本的な現像作業です。




さて、補正は何ができるでしょうか?

・±露出補正(明るさ)
・WBホワイトバランス
・ピクチャーコントロール(写真のベースとなる色味、雰囲気)
になります。
ところで、このエディットタグの中身は、概ねこの順番で作業していけば作業しやすい、という順番になっています。

では、作業していきましょう。

02_03
図3

【ヒストグラムを確認してみよう】

図3はNEFファイルを開いたところです。
左側にRGB(レッド、グリーン、ブルー)のヒストグラムを大きく開いておきました(分かりやすいように)。
ヒストグラムは第一回で紹介したとおりですが、前回はグレー単色で、図3は3色になっています。
前回はRGB総合の輝度の表示で、図3は3色独立で表示されているということで、とりあえずこの辺は気にしないことにします。
図3のヒストグラムを見ると、左側(シャドウ)は山裾が入っていますね。
右側(ハイライト)は山裾が途切れています。
これは、この写真には真っ黒はなくて、真っ白の部分(白とびと呼ぶ)はあるということです。
ご覧のように、花びらに強く光が当たって白くなっている部分ですね。
でも、(撮影者は)その強い光を収めたのだからこれは問題ありません。

【±露出補正】
カメラで撮るときに+0.3段の補正をして撮ったもので、この写真は(撮影段階での)撮影者の意図した露出になっています。
というわけで、この写真の場合、露出補正はパスします。
※露出補正は撮影時にちゃんとしておくようにしましょう。

【WBホワイトバランス】
元々はデジタルカメラが間違って判断した光源(光の雰囲気)を修正する意味が強かったと思います。
でも、デジタルカメラの性能が良いので大きく狂うことはあまりないように思います。
そこで、最近の意味合いとしては、光を感じさせる写真の雰囲気の調整に使うことがある、くらいの捉え方で良いでしょう。
自分の場合、最後(Bの調整も済んでから)に補正することがあります(それほど多くない)。
この写真の場合、特に大きな狂いはないのでパスします。

【ピクチャーコントロール(写真のベースとなる色味、雰囲気)】
これは、カメラメーカーが自分ところのカメラとしての特徴を出しやすい部分で、カメラの設定の中にありますよね。
これはどんな写真に仕上げたいのかに大きく影響します(方向を決めます)。
この花写真の場合、次の設定にしました。

ビビット
・輪郭強調 4 (変更なし)
・コントラスト -2 (マイナス変更)
・明るさ 0 (変更なし)
・彩度 -1 (マイナス変更)
・色相 0 (変更なし)


どんな風に変化したでしょうか・・・

02_04
図4

全体的に彩度が上がって、華やかさを感じさせる印象になりました。
ヒストグラムにも注目してみましょう。
グリーンの山が少しなだらかに変化しています(コントラストが低下している)。

ところで、ピクチャーコントロールでビビッドを選択すると、ずいぶん彩度が上がり過ぎてしまうので、微調整でマイナス補正にしています。
結果は、派手すぎないほどに彩度が上がっている、というわけです。

【トーンとトーン(ディテール)】
Aの部分の最下段にトーンとトーン(ディテール)という項目があります。
その中にはコントラスト調整など写真の雰囲気を調整する項目があります。
この辺はトーンカーブで調整したい部分なのでパスとしてしまいますが、トーン(ディテール)の方は、シャドー側とハイライト側の調子(写真の雰囲気に大きく影響します)を決めるスライダがあります。
スライダを動かすだけの調整なので、この部分は調整とその効果がどんなものかを確認しておいてください。
デジタルの手軽さと、その写真が手のひらの中にあるような感覚を感じることがあるかも知れません。


では、次の第三回ではBの部分の調整をしてみましょう。
ちなみに、Bの部分はJPEG画像でも調整が可能な部分です。
これらの調整だけでも良いと感じるなら、あえてRAWにこだわる必要はない、とも言えます。
(そのときはJPEG派で行こう!)


第二回おわり




テーマ:お気に入りの音楽が聞こえてくる花フォト - ジャンル:写真

コメント

第2回まで読ませていただきました。ふむふむ…といったところと、ん⁈っといったところがありました。使いこなせるようになったら自由に思い通りに飛べそうですね(笑) 時間がかかったとしても分かるようになって、ずっとの楽しみにしたいです。またよく読んで質問させていただきますね^^

pikoさん

習うより慣れよ、ということで調整項目の意味が分かったらいろいろ試してみるとよいと思います。
ただ、トーンカーブと露出補正ではどちらで明るさ調整をしたらいいの?なんて思ったりするかもしれません。
厳密に考えなければ、実はどちらでも良い(結果があまり変わらない)ってことが結構あります。
露出補正はカメラを使う人にとってどのくらい補正すれば良いのか分かりやすい指標で、トーンカーブはデザイナーさんに分かりやすい、とかそんな感じ。
第一回で紹介したように色の基本は同じですから。

では楽しんでくださいませ!

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