花写真サニーサイドアップ FUJINARI RYO

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2017-04

WB(ホワイトバランス)の調整について

自分の場合、ホワイトバランスは微妙な調整として一番最後に適用することが多いです
もしホワイトバランスがうまく行かないと苦労しているなら、もしかするとディスプレイの色がそもそもズレているかも知れません
前記事を参考に調整をしてみてください ←リンクあり


【まずはRAW現像のおさらい】

では、まずはRAW現像手順をおさらいしてみます。
今回は次の画を使ってみます。

wb00

やや曇り空で、ハイライトを控えめにして撮影しています。
これを現像したものが次の画像です。

wb01

この現像作業は普段使用していないノートPCで作業しているのですが、彩度の再現が悪い(ズレている)ため意図したより彩度が高めに出ています(のであまり気にしませんように)。
さて、どんな調整をしているか、調整順にそのパラメータを見ていきます。

【露出補正】
wb02

【ホワイトバランス】
これは一番最後に作業しますので、ここではパスです。

【ピクチャーコントロール】
wb03
「カメラ互換」と「最新のピクチャーコントロール」が選択できるのですが、ここでは調整がしやすい「最新のピクチャーコントロール」を選択してみました。
どちらで調整しても構いません。
パラメータは図を見てください。

【トーンカーブ】
wb04
あとはトーンカーブだけ調整しました。
ハイライト側は少し持ち上げて、シャドウ側は少し落としてS字になっています。
このへんは好みですね。


【ホワイトバランス】
では、本題のホワイトバランスを調整してみます。
「撮影時の設定」でも特に問題ないと思いますが、「撮影時の設定」とは何でしょうか?

wb05_2

WBをクリックして確認してみると、色温度5236K、色味0.39だと分かります。
これはカメラがそう判断して処理した画像を記録したということですね。
この値を変えれば、調整が可能です。
青の方ならクールに、赤の方なら温かくなります。
この「撮影時の設定」をわざと「曇天」に変えてみます。

wb06_2

「曇天」に変えると、色温度は6000Kに、色味は0.00に変わりました。
色温度の数値が赤の方に変わったので、全体的に赤く(夕焼けのように)なりました。
ちょっと変な感じがしますね。
この「曇天」の中でも、スライダで調整が可能です。
少し変えてみます。

wb07_2

少し青の方に戻して、5429Kのところにしてみました。
少し変わったのがわかるでしょうか。

さて、自分なら撮影時の設定で良いかなぁと思います。


wb08

ホワイトバランスで選べるプリセットはたくさんありますね。
でも、実際にはあまり変えることはありません。
「撮影時の設定」か「自動調整」か「オート(カメラで異なる)」くらいでしょうか。
後は微調整(スライダ)だけで調整可能なことがほとんどです。


【最後に】
ホワイトバランスに惑わされてはいけません。
曇りの日だったから「曇天」とすると、画が壊れてしまうことが多いと感じています。
基本は「撮影時の設定」で良いと考えておきましょう。



RAW現像作業のためのディスプレイの色調整

さて、色を扱う作業での問題点、それはその色が正しいかどうか?
例えばお店にプリントを頼んだらどうしても赤が強めに出るとか、プリンタで出力すると色の感じが違うとか・・・
ディスプレイ(モニタ)の色がおかしいのかも知れません
ということで、完全な色合わせは不可能でも、できる限りのことはしておきましょう


【ディスプレイの色調整をしてみよう】
実は色を合わせるのはとても難しいです。
経験上、LCD(液晶ディスプレイ)の中にはとてもクセの強いものがあって、中間色では再現が良いのに輝度が高くなってくるとかなり外れてくるとか、コントラストが強くなりすぎるとか。
これらはとにかく文字を見やすくなど、写真のことはあまり考えられていない(安価な)ディスプレイに多く見られるようです。
でも、今の環境で何とかしたい・・・
ということで簡単にできることだけはやっておきましょう


【液晶ディスプレイ(機器)の色調整】
ディスプレイが単体の機器なら(ノートPCでなければ)、多くの場合、前面のMENUボタンからRGBの色調整ができます。
いくつかのプリセットから選ぶタイプや、RGB個別にマニュアルで調整可能なものなど、このあたりは機器によります。
MENUの中身を見てやってみましょう(ちょっと面倒な作業です)。

dis01
RGB個別設定の一例

この調整をするにも、何を基準にしたらいい?
自分は複数の色見本チャートを持っていて、その色がなるべく正確になるように調整します。
チャートが無くても、とりあえずは自分のお気に入りの写真プリントを見ながら、その画像を映し出したディスプレイの色がプリントの色に近くなるようにしてみましょう。
画面が赤く感じたら、Rを減らしてみるといった調整になります。


【ノートPCの場合】
ノートPCの液晶にはディスプレイをMENUボタンから調整できるものはほとんど無いような気がします。
すなわち、機器としての調整はできないということになるでしょう。
それで、PCのディスプレイ調整から色合わせをします(前述の機器の調整をしたものもこれをやっておきましょう)

順を追って書いておきます
dis02
Windowsボタンから設定を選択します

dis03
システムを選択します

dis04
ディスプレイのメニューの最下段のディスプレイの詳細設定を選択します

dis05
色調整というのがあります
これを実行します

この色調整をすると、例えば赤にかぶったようなディスプレイの修正ができます。
それから文字を見やすくする調整もできます。

ぜひやっておきましょう。






花写真のためのNikon CaptureNX-DによるRAW現像のビギナー講座 第三回

第三回 イメージに近づけよう

【JPEGでも編集できる】

第二回はRAW現像の便利な点である、「後からカメラ設定を変えられる」機能を紹介しました。
特にピクチャーコントロールは被写体で変えたいと思う項目だと思いますので、後からの変更は便利ですね。
ただし、自分の場合はどれも大体同じ設定で現像することが多いです。
※設定は保存しておくことができます
第三回はJPEGでも利用できる編集機能の項目です。
さらに自由度が増した調整ができるので、シャッターを切ったときのイメージに近づけることができると思います。
※そう、シャッターを切ったときがイメージが重要なんです

第二回の最後の画像は次のものでした。

02_04
図 第二回まで






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花写真のためのNikon CaptureNX-DによるRAW現像のビギナー講座 第二回

第二回 基本的な現像をしよう

02_02
図1

第二回は実際にNikon Capture NX-Dを操作しながら、サンプル写真を現像していきます。
使用する写真は図1になります。
撮影情報は、絞り値 F3 / SS 1/250 / 露出モード 絞り優先オート / 露出補正 +0.3段 / ISO100

このRAWファイル(NEF)を開いて、エディットタグを見てみましょう。

02_01
図2 Capture NX-Dのエディットタグ

図2でAの部分はカメラの撮影時に選択できる補正です。
Bの部分は画像編集ツールになっています。
第一回で、「カメラに任せないで自分で後からPCで写真にする作業」と書いているのは、Aの部分の補正のことで、撮影の時にはカメラの設定をあまり気にせず後からやる、という使い方ができます。
※注 絞り、シャッター速度などは後からできませんからね、笑
※注 最下段のトーンはカメラ項目とはちょっと違っています(後述)

第二回はこのAの部分の基本的な現像作業です。




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花写真のためのNikon CaptureNX-DによるRAW現像のビギナー講座 第一回

RAW01_01
図1 Nikon Capture NX-DのRAW現像


【はじめに】

RAWの現像について、自分が基本としているワークフローを書いてみます。
内容はビギナーの方にも分かりやすいように、基本的なところに限定します。
また、講座中、写真のサンプルは教材として分かりやすい調整(やや誇張気味)をしています。
RAWはよく、「失敗写真でも救済できる」とか「後からどうにでもなる」と言われたりもしますが、半分は確かにそうで残りはそうとも限りません。
それよりも、ヒストグラムとトーンカーブなどを用いて細やかな感性の起伏を再現できることがメリットかと思います。
イメージとしては、撮影のときにできる限り精一杯をする、それがイメージと違っていたら現像時にイメージ通りにしてあげる、そう捉えておくと良いと思います。

(花写真ブログなので)タイトルを「花写真のための~」にしましたが、どんな写真にでも使えます


【使用ソフト】

Nikon Capture NX-D (ニコンのRAW現像ソフト、無償ソフトです)
サンプル写真 Nikon D800のRAWファイル(NEF)
※自分は普段は別の現像ソフトを使用していますが、このCapture NX-Dはカメラ的な感覚で操作しやすいと思います


【もくじ】

第一回 まずは基本的なことを理解しよう

第二回 基本的な現像をしよう(カメラの設定を後から決められる)

第三回 イメージに近づけよう(ちょっと感覚を研ぎ澄ませてみる)


※右の「続きを読む」へ


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